ハンダゴテとコテ先を変えたら劇的に捗ったはなし

先日はんだゴテと、はんだゴテのコテ先を買い換えたら劇的に作業が捗るようになったので、
その感動を(役に立つ人がどれくらいいるかわかりませんが)共有します。

結論

お急ぎの方向けに結論を先に書いておきます。

このハンダゴテに
白光 ダイヤル式温度制御はんだこて FX600

このコテ先
白光 こて先 2C型 T18-C2

を装着してください。

ハンダ付けのイメージが変わります。
少なくとも私は変わりました。

いままでとの違い

今まで使っていたハンダゴテはgoot KS-30Rと同じような10年くらい前に購入したハンダゴテでした。

ぱっと見たところ、どっちでもいいんじゃないか、どっちもハンダゴテじゃないかというのはまぁそうなんですが、
同じようで結構違うのでハンダゴテを比較して見ます。

  • ヒーター
    以前のハンダゴテはニクロムヒーターと呼ばれるヒーターで、コテ先があたたまるまで5分以上時間がかかりました。そのため、ちょっとハンダ付けしたいのにヒーターがあたたまるまで待つ時間が無駄でした。

    その点セラミックヒーターは、1ー2分でコテ先があたたまるため、気軽にハンダ付けができて作業へのモチベーションが上がります。

  • 温度調節機能(温度お知らせランプ)
    ハンダは温度が高くなりすぎると、酸化して劣化してしまうらしく、適切な温度で短時間でハンダ付けを行うのがいいらしいです。
    そこで、温度調節機能です。ダイアルで任意の温度に合わせておくと自動的にその温度まで温まったら加熱が止まり、コテに付いているLEDで温まったことを通知してくれます。

    最近健康に気を使って、鉛フリーはんだを使い始めたものの、普通のハンダより融点が高くて使いにくいなぁと感じていた私にとっても、鉛フリーはんだの融点のちょい上にピンポイントで温度を設定できる温度調節はとても良い感じです。

  • コテ先
    普通にハンダゴテを買うと、鉛筆の用に先が尖ったコテ先がついてきます。いままでは特に気にせずそれを使っていました。
    基盤とピンヘッダのハンダ付けで両方にうまく熱が伝えることができない不器用な私にはハンダ付けは非常に面倒なものでした。

    しかし、インターネットでススメられていた、このコテ先に変えた途端そんな私でもみるみるピンヘッダがハンダ付けできるようになりました。
    もう、ブルワーカーなんか比じゃないくらい簡単でした。

ということで、ハンダ付けがうまくいかないと感じている紳士淑女のみなさまはコテとコテ先を変えてみてはいかがでしょうか。

きっと、ザクからゲルググに乗り換えたくらいの快適感を得られると想います。