「巨大ダムの“なぜ"を科学する」を読みました

読んだ本

感想

趣味でサイクリングに行くことがあるのですが、山などを目指していくと意外とダムというものがあることに気づきました。
サイクリングの目的地や中継点にダムを設定してみるのもいいかなと思い、それならもう少しダムについて詳しくなれば楽しくなるかと思い手に取りました。

ちなみにダムについては以前ダムマニアを一度読み、なんとなく知識がある状態でした。

「巨大ダムの“なぜ”を科学する」という題名でしたが、内容は「西松建設「ダム」プロジェクトチーム (著)」ということもあって、主に巨大ダムはどうやって建築されるかという部分の解説です。
大きくコンクリートダムとアースダムの2つについて、ダムの建築場所の選定から、ダムの建築の工程が丁寧に解説されています。

ダム雑学としてはいいように思えます。

ただ、ところどころ、専門用語と思われる知らない用語がなんの前触れもなく使われている箇所があったりと、若干の不親切感があったのが残念でした。

ダムがどうやって作られるかを知りたい方にはおすすめできます。
ダムの味わい方が知りたい方にはちょっとおすすめしないかもしれません。