「マグロ船で学んだ「ダメ」な自分の活かし方」を読みました

読んだ本

感想

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ の著者であり、
また、ホンマでっかTVでマグロ船評論家として出演されている 齊藤 正明 さんの著書です。

内容としては、「自分が欠点だと思っていることは実は強みでもありますよ」
というメッセージが著者の独特のふんわりした文体綴られた、ある意味非常にポジティブな本です。

今の自分が著者がいうところの「がんばりすぎ」な状態になって、
空回って周りに迷惑や不快感を与えていないか確認するためのチェックリストとしても使えるなぁと感じました。

  • 苦手な仕事には、努力を惜しむべし
  • 一人で頑張らず、周りの人を巻き込む
  • 相手にトクをさせてあげれば、人脈は自然とできてくる
  • 「ナメられる性格」を磨き、人の教えを引き出すべし
  • 「失敗体験」こそ説得材料。記録を怠るべからず
  • 周りを「主役」にしてあげれば、自分の存在価値は高まる
  • 不幸か幸福か。その決定権は完全に自分が握っている

など、どこか力が抜けているものの、じんわり染みてくるような言葉が散りばめられています。

7つの習慣のように、この本を読んだ直後に「よし!やるぞ!」的なモチベーションは起きないかもしれませんが、
定期的にサラッと読み返して、その時点で自分が変にがんばり過ぎていないかをふりかえるネタにする本としてはいいんじゃなかろうかと思いました。