「100円のコーラを1000円で売る方法 コミック版」を読みました

読んだ本

感想

100円のコーラを1000円で売る方法 コミック版 を読みました。

まんがでわかる 7つの習慣に続くまんがで読むベストセラーです。

前回と同じく、活字で読むとそれなりにボリュームがある本のエッセンスを1時間程度でサラッと読めてしまうのが良いです。

マーケティングと言うと我々ソフトウェアエンジニアには縁遠い用に感じますが、
本を読み進めると、プロダクトオーナーなどが考えるべき商品企画の基礎となるような考え方や
ブルーオーシャン戦略、キャズム理論など有名な概念がわかりやすく解説されておりマーケティング素人の私でもわかった気になれました。

中でも印象に残ったのは「顧客満足の式」とよばれる式で 顧客満足は 「 顧客が感じた価値 - 事前期待値 」で表され、
顧客の期待に応えるだけでは結果は0点であり、顧客の期待以上の価値が提供できなければ商品としてプラスの評価にはならないという考え方でした。

実際、詳細にマーケティングを学ぶにはより多くの書籍などに当たる必要があると思いますが、
開発者がプロダクトオーナーなど、企画している方々の考えを知るには非常にいい一冊だと思います。