感想
渋谷のヒカリエ31階にある株式会社medibaで開催されたアジャイルひよこクラブ「今年のTryプレゼン&現場のProblem相談&Keep事例発表大会」に参加しました。
最近めっきり数が減った定期的に行われているアジャイル開発のコミュニティです。
昨年横浜道場のスタッフの永井さんとてらひでさんが登壇したのをきっかけに存在を知りました。
今回予定があったので、初参加してきました。
参加した感想としては、
- 最近では数少ない定期的に活動しているアジャイルコミュニティであり
- 質問しやすい雰囲気からくる活発な質疑応答&議論が行われており
初心者にとっては疑問をぶつけられる場であり、それなりに経験している人には質問に答えたり、質疑を聞くことにより理解をより一層深められる場でいいと感じました。
デブラブでいろんな有名人に声をかけまくったので、しばらくビックタレントの公園が続くそうなので、今後も期待できそうです。
偶数月に開催しているそうで、次回は4月でPO Studyの関さんがメインスピーカーだそうです。
内容
イントロ
ちょっと遅れて到着したので、最初の説明は聞けませんでした。
開いている席に着席すると、まずは周りの参加者と3人から4人でグループを作って
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のフォーマットに合わせて自己紹介をしました。
自己紹介後はまずLTタイムです。
LT
LT1: たじさん 「俺がKen Rubinから学んだこと:SM研修報告〜たじ編〜」
RSGT2016で基調講演を行ったKen Rubin氏による認定スクラムマスター研修に参加し(うらやまし)そこで学んだことのお話。
印象に残ったのは Ken Rubinが
テストやってないとスクラムできないよ
と言ったというところ。
言葉の裏にはたくさんの意図があるんだろうけど、とりあえずTDDブートキャンプに次回は参加しようと思いました。
LT2: 橘 周世さん 「俺がKen Rubinから学んだこと:SM研修報告〜周生編〜」
同じくKen Rubinの認定スクラムマスター研修に参加し、学んだことの話。
橘さんは「プロダクトオーナーに求められること」という切り口での発表でした。
プロダクトオーナーのことがわからんから、自分でやってみたというお話。
その行動力と、実現できるチームがあるということがすごいと思いました。
LT3: 出口達也さん「ペアプロはリモートでもできる」
次はリモートでもペアプロができるというお話。
私もその昔リモートペアプロを試したことを思い出しました。
以外にもその時使ったツールと似たようなツールでペアプロしていました。
やり方として違ったのは、ディスプレイを2つ用意し、自分の画面と相手の画面を同時に出すということでした。
ツールは appear.in で画面共有して、Slackでチャットしていたそうですが、私達がぶつかったのと同じく画面共有のクオリティが問題になったそうです。
今後はSlackが買収した画面共有サービスのScreenheroを使って見たいとおっしゃってました。
LT4: 川鯉光起さん 「営業活動のふりかえり共有」
週末起業したビジネスで、苦労したところと対応したことの発表でした。
仮設と懸賞をショートスパンで繰り返すことで見えてくることがあるよ的な話でした。
発表
発表1: 坂本直樹「リモート開発におけるチームビルディング」
YeLLという、世界初クラウド型チームビルディングサービスでリモートチーム開発を行った時のチームビルディングのお話でした。
YeLLではクラウドソーシングを利用して、エンジニアを集めているため
エンジニアが地理的に分散しているそうです(遠いところでは台湾とかっていってたような)。
そんな状況で、工夫している(た)ことの事例紹介でした。
- やっていること
- リモート振り返り
- hackpadというサービスを使ってKPT形式で行っている
やったこと
- ストレングスファインダー
- インタビューシート
- ペアを組んでインタビューシート(権利の関係で社外秘)をベースに appear.inでインタビューをおこない、その後10分くらいで相手を紹介する
行った結果雑談が増えたて、Slackでの質問が活発になったそうです。
顧客との対話
- お客さんにオフィスに来てもらってサービスを使う上での問題意識などの話を聞く、リモートメンバーはSkypeで参加する
発表2: 野村 敏昭「ぼくのスクラム」
アジャイルサムライ横浜道場で面識のある、野村さんによる社内にいる「スクラムとかよくわからんという人向けに作った資料」(の抜粋)でした。
@ebacky さんの認定スクラムマスター研修に参加した方からよく聞くのですが。ワーキングアグリーメントを最初に決めるのは定番みたいですね。
スプリントレビューの後にプロダクトバックログリファインメントをおこなうというのもタイミングとしてはいいかもしれないですね。
「ふつうのことをふつうに継続することはとてもむずかしい」はそうだなと思いました。
発表3: 横沢 佑輔「HCDの学びから見えたアジャイルとのシナジー、そしてリーンアジャイルHCD元年へ」
HCDというのを初めて効いたので後で調べて見ようと思いました。
質問タイム
タスクをサインアップする環境を作るのはどうやりました
- ホワイトボードの前でやると自発的にやります
- 動かないタスクは気を使ってあげる
HCDをやるのはエンジニアですか?
- 誰でもOKです。学校では30人中5人位しかエンジニアがいないです
エンジニアがユーザーインタビューするとかそういうふうにするには
- 自分が積極的にやること
- 結果的にエンジニアが動くようになった
プロダクマネージャーって採用できますか?育てたほうがいいですか?
- ビジネスドメインを理解するのは難しいので、育てる方が早いと思う
タスクはチームによって違いますという話ですが、複数チームでスクラム舌ってことですか?
- いろいろなチームで、チームメンバーが仕事できることが大切
- 誰かが休んでも他の人ができる粒度が
ビジネスまでスコープにするおtバックログが変わってしまうのでそこはどうか空風してますか
- ウォーターフォールでやってます
- コンサルはアジャイルでやってるみたいです
- ソニーとかもやってるので、できるとおもいます。
朝会で3つの質問してる時に、進捗があまりないタスクは要注意という話でしたが、進捗がないのに問題ないっていう人にはどうアプローチしますか
- 5時間見積もりで、しばらく動いていないタスクがあったら「どうなってるか」確認する
- 見積もりを書くことによってチームが気づけるようにする
見積もりの付箋ってどのくらいの大きさでやってますか?
サブタスクに見積もりを入れてない
親タスクが終わらない
- →サブタスクは進んでるけど粒度がわからないので状況がわからない
- →サブタスクも見積もったほうがいい
タスクの粒度ってどれくらいですか
- コード書くじゃなくて、具体的にタスクに落とす
- タスクの時間は一番デキる人で決める
→なんでデキる人と同じ時間でできないかと改善のきっかけになる by kiro - デキる人に追いつかない時に精神的にきつくならないですか
→ドーナツをだします
→ロケーションが一緒じゃないときついです