状況打開力を叩き上げる TOCfE ブートキャンプに参加してきました

4/21 にOracle青山センターで開催された
TOCfEブートキャンプに参加してきました。

こくちーずの募集ページ

TOCfEってどういうものなの?という話は
教育のためのTOC日本支部コミュニティのページを見ていただくと詳しく書いて有ります。

参加の動機

去年の夏くらいからTOCという言葉をよく耳にするようになっていて、ちょっと気になっていたところに、スタッフの一人にこんなイベントがあるよという話を聞き、どんなものかというのを体験したくて参加しました。

参加前

事前準備として参考書籍として「ザ・ゴール」「ザ・ゴール2」の2冊を購入して読みました。

閉鎖寸前の工場がTOCの手法を取り入れて劇的に改善していくというストーリ仕立ての本はとても面白く、何年ぶりかに本を読んでいて降りる駅を通り過ぎるどころか終点まで気づかないという経験をしてしまいました。

ただ時間が足りなく「ザ・ゴール2」を4分の1読んだくらいでブートキャンプ当日を迎えてしまいました。

当日の題材であるクラウドを含むTOCfEのツールは「ザ・ゴール2」で紹介されていたため、読みきってから参加したほうが良かったなと思いましたがあとの祭りでした。

当日のざっくりとした流れ

一日かけて、TOCfEのツールであるクラウドのワークショップを行いました。

  • 午前から午後1

午前中から午後の途中までは参加者個々が自分の抱えている問題についてクラウドを作成しました。

はじめにスタッフの方からどうやってクラウドを作成していくかという説明があり、その後実際に自分でつくってみるという過程をステップを細かく分けて行っていくという進め方でした。

例えば午後1終了時点でのクラウドはこんな感じ。(あくまで例で実際のものではないです。)
自分が作ったクラウドのうち無難な方

  • 午後2

その後、3人でグループを作り、その中の一人のクラウドについて解決に向けて3人で協力して考えるという内容でした。

私の入ったグループ(@riskrisk
さん、主婦!の女性、私)は自分も共感できる内容だったので、ぜひとも解決策を導き出すところまで行きたかったのですが、結局時間が足りずに終わってしまったのが残念でした。

  • 懇親会

その後そのままの会場でビアバッシュ形式での懇親会になりました。

やはり移動がないのは楽で非常にありがたかったです。
準備してくださったスタッフの方や、会場を提供してくださるOracle社の対応に非常に感謝しなければいけないなと思いました。

懇親会になってもTOCfEにまつわるアカデミックなトークができたり、

@yumzou
さんがクラウドを書いて、クラウドが出来上がって行く様をライブ観戦できたり。

誰かがクラウドを考えて書いていくさまを見るのは非常に興味深く勉強になりました。

某氏のエグい題材に対してのクラウド(酔と題材の重さ故か未完成)が始まったりと、非常にエキサイティングな懇親会でした。

感想

参加する前は、

  • 募集ページの「家庭のことから仕事のことまで何でも解決できますよ!」との謳い文句(一部脚色があります。)に半信半疑で、

  • 一日かけて「クラウド」というツールのワークショップで時間が持つんだろうか

などとちょっと斜に構えていた所があったのですが、この両方共見事にいい意味で裏切られました。

家庭の問題から、仕事の問題まで実に多岐に渡るクラウドが作成されてかつ活発な議論がかわされていましたし、私のチームでは結局時間が足りなくなるハメになり、TOCfEの深さ、スタッフの深慮に、脱毛する思いでした。

今回はクラウドというツールを使って、今までなんとなく考えて結論を出していた(と思っていた)問題について再度ちゃんと考えることによって、たくさんの新しい気づきを得ることができました。

参加者もどこかで見たことがある方も多かったですが、主婦の方など普段の勉強会ではまずお会いしない方ともお話ができて非常に貴重な体験ができました。

スタッフの方々、会場を提供してくださったOracle社さん
ありがとうございました。

TOCfEって本当に素晴らしいですね! #ステマ